のぼりを注文する前に、印刷方法による特徴を押さえておきましょう。

のぼりと言えば、色鮮やかなプリントが印象的ですよね。

昔ののぼりは、染物として伝統工芸の技法で作られていたそうです。

その頃用いられていた印染めという技法は、現在でも歌舞伎や相撲ののぼりで使われることがあるのだとか。

さて、私たちの身近でよく目にする一般的なのぼりは、どのように色や模様、文字などが付けられているかというと、ダイレクト捺染プリントとか捺染プリントといった、コンピュータを用いて行う二つの印刷方法が主流だそうです。

ダイレクト捺染プリントというのは、家庭用のインクジェットプリンタと同様に、コンピュータで作成したデータをそのまま出力する印刷方法のことです。

この場合のインクは、もちろん専用のものが使用され、簡単に色落ちすることはありません。

捺染した生地には、このあとさらに熱を加えてインクを十分に浸透させる工程があります。

写真の画像データなども、そのまま一枚ずつ印刷でき、まさにインクジェットプリンタと同じような印刷方法となります。

捺染プリントの方は、コンピュータで作成したデータを元にして、まず版を作ります。

版を用いて行われるスクリーン印刷と呼ばれる技法で印刷される方法だそうです。

したがって、捺染プリントは印刷枚数が多い場合に適した印刷方法と言えますね。

しかし、色を順番に重ねていく印刷方法なので、色数が多い場合には不向きです。

ダイレクト捺染プリントの方は、枚数が少ない場合に適しているとも言えますが、色数が多い場合にも、適しています。

注文数や色の数の兼ね合いなどで、価格が変動しますから、のぼりを注文する場合には、事前に見積りを依頼し、価格を比較しておくと安心ですね。

Posted by 2013年8月21日 Category: のぼりの生地